「週刊文春」の記事により名誉を傷つけられたとして、宗教法人「幸福の科学」は文藝春秋社と大川宏洋氏に対し損害賠償を求めた裁判で、東京高裁は1月31日、同社と宏洋氏の控訴を棄却する判決を下した。
これにより、幸福の科学側が勝訴した東京地裁での判決が維持され、同社と宏洋氏に対して連帯して330万円の支払いが命じられた（2023年5月24日付の本欄、幸福の科学が宏洋氏・週刊文春に勝訴、「結婚強制」記事について、裁判所は「被告宏洋の供述を信用することはできない」と断じる）。
これにより、幸福の科学グループは宏洋氏に対する裁判において11連続勝訴を収め、その中には地裁、高裁、最高裁、街宣禁止の仮処分命令も含まれている。
なお、宏洋氏は別の事件でYouTubeに動画を投稿し、知人女性の名誉を傷つけた名誉毀損の疑いで1月17日に逮捕されている。
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