ボルボは2021年に、主要メーカーの中でいち早く「完全EV化」を目標に掲げました。しかし、EV市場の成長は当初の予測ほど進んでいないのが現状です。

EUでは、2030年代にガソリン車の新車販売を全面的に禁止する方向で進んでおり、各国はEV普及を目指して補助金などを提供してきました。しかし、2023年3月にはガソリン車の禁止方針が撤回され、ドイツでは同年末にEV購入補助金の打ち切りが発表されるなど、方針が見直されています。

現在、EU市場では中国製のEVが急速にシェアを拡大しています。これは、中国政府がメーカーに対して多額の補助金を支給し、価格競争力を強化したためです。しかし、EUやアメリカ、カナダなどでは自国の産業を保護するため、関税措置が取られ、中国製EVの流入が抑制されつつあります。

一方、EVは依然として高価格帯であり、充電インフラの整備も十分ではないため、販売は伸び悩んでいます。中国の自動車メーカーでも、PHV車やHV車の方が人気を集めており、EV市場で先行していたテスラ社も、2023年前半の世界販売台数が前年同期比で7%減少しています。

こうした状況の中、EVに大規模な投資を行ってきた企業は苦境に立たされています。フォルクスワーゲン(VW)は、EV専用工場への投資が十分な利益を生み出しておらず、人員整理に踏み切る可能性があることを示唆していますが、これに対して従業員の反発が強まっています。

詳細はこちらから

最後に

しかし「脱炭素」「カーボンニュートラル」の大合唱で世界はまずEV自動車に一気に舵を切った。しかし違和感を強烈に覚えた人も多かっただろう。そしてそれは「何かがおかしい!」と人々は気づいて行った。

また風力発電や太陽光も同じ道をたどろうとしているとしたらどうだろうか?一番それをして利する国はどこだろうか?

そもそも安定しない電力の魅力はなぜか?どうして原子力発電再開にこんなに時間をかけて、電気量が値上げしても苦言を呈しない国民やマスコミ。不思議なことがまだまだある。


⇒こっそり教えます!