古代から現代まで続く日本神道は、私たちの生活に極めて深く結びついています。しかし、その本質についてはしばしば「理解しがたい」と言われています。
昔から、日本人は不可思議な現象や自然災害などの背後に「神」が存在すると信じてきました。
神を「畏れ多き存在」と定義し、山や川に神が宿るという漠然としたイメージを抱いてきました。
しかしながら、話は複雑で、妖怪もまた「畏れ多き存在」として信じられており、日本人は妖怪を”神”の一種として見なしていると指摘されています。
この特集では、妖怪と日本神道の予想外のつながりから、日本人の潜在意識に迫ります。