トランプ次期米大統領が気候変動対策に、消極的な姿勢を示していることを受け、洋上風力事業には早くも厳しい状況が訪れようとしています。
トランプ氏は以前から、十分な科学的裏付けが行われないと、気候変動対策に対して批判的な姿勢を取りました。し、石油掘削企業のCEOを務めるクリス・ライト氏を選ぶ方針を発表しています。
特に洋上風力発電について、トランプ氏は2期目の大統領任期の「初回」にそのプロジェクトを中止すると明言し、「大統領令で正式に中止を規定するつもりだ」と考えている。風力発電は環境を破壊し、恐ろしく非効率で、最もコストのかかるエネルギーだ」と選挙集会で離していた。
トランプ氏の当選を受け、洋上風力発電分野で世界第2位のシェアを持つドイツの大手エネルギー企業RWEは、洋上風力計画プロジェクトにおける進行遅れや中止のリスクを指摘しました。エネルギー事業への投資額を2025年以降も30%削減する方針を表明しています。
秋田県は日本国内で唯一、洋上風力プロジェクトが進んでいる。政策と一致して、洋上風力発電で、脱炭素に取り組み、リーダーとしての県を担っているかのようだ。しかし、そもそも、脱炭素という言葉に踊らされて、その真意や確実性が担保されているのか?といえば明確な答えが無いと思う。
世界の基準がそうだから、、、。と勢いで進めてきた?といえば語弊があるかもしれないが、本当にコストと電力が見合う計画なのだろうか?メリットだけを主張しないで、あらゆるデメリットも想定しておかないといけない。
秋田県は以前にはイージスアショア計画を白紙撤回させた。もちろん政府の進め方にも問題はあったのだが、攻防意識の低い印象の県ということにもつながりかねない。
そのような、「空気」に安易に支配されないように、本当の幸福を見極める思考を得ていきたいと願う。