豊洲移転問題が長期化していますね。小池知事になって、環境問題でなかなか出口が見えません。石原前都知事の参考人招致にまで発展しました。だからといって事実が解明され、すべて解決されるまでにはさらに時間がかかるかもしれませんね。
◆小池都知事、環境基準の100倍のベンゼンで移転さらに渋る? 「環境基準」の意味とは何か?
本記事のポイント
・豊洲に環境基準の100倍のベンゼンが含まれていたとの結果
・環境基準とは、飲み続けることを前提とした数値
・数字に振り回されて大局を見失わないよう注意
東京・豊洲の移転問題をめぐり、新たな水質データが出てきた。第9回目の地下水の検査の結果、環境基準の100倍のベンゼンが含まれていたというものだ。小池百合子都知事は「この結果を重く受け止める」と発言。豊洲移転が難しいとする根拠の一つとしていくものとみられる。
そんな中、築地市場では17日、海水ポンプが故障し、床の洗浄や活魚の水槽に使うろ過海水が供給されない事態に陥った。このポンプは1961年に設置されたもので老朽化が進み、修理には時間がかかるという。豊洲か、築地か――。二つの現実がぶつかり合う。
(続きは以下のURLより)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12741
◆黒い排ガス、戦前の建物……築地に行って見えた本当の「移転問題」(前編)
《本記事のポイント》
・ そもそも築地が危ないから移転問題は始まった
・ 豊洲を嫌がる業者の心配は「安全」より「立地」
・「築地か豊洲か」の判断は僅差の問題だった
築地・豊洲は2017年、政局を揺らす”小池劇場”の主舞台となる。
7月に行われる東京都議選では、小池百合子・東京都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」が、都議会の過半数となる候補を擁立すると言われている。ここで小池新党が大勝すれば、かつての「大阪維新の会」のように、地方発で国政を揺らす存在にもなり得る。
豊洲市場の移転問題が、その都議選で争点になる可能性が高い。
豊洲市場は、ガス工場跡地であり、土壌汚染が懸念されていた。そこに1月、「地下水から環境基準値を大幅に超えるベンゼンが検出された」ことが発表され、移転は暗礁に乗り上げつつある。
(続きは以下のURLより)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12568
◆騒いだ結果が「ムダ金」「風評被害」「派閥争い」……築地に行って見えた本当の「移転問題」(後編)
新設された豊洲市場の外観。
《本記事のポイント》
・ 豊洲市場の「6000億円の投資・日700万円のコスト」はドブに?
・ 業者が恐れるのは豊洲市場の「風評被害」
・「築地・豊洲」論争の奥に「マグロvs鮮魚」の争い
・「築地・豊洲」並走もありえるのではないか
前編では、記者が実際に築地へ行ったことで見えた、「移転問題」の真の論点についてご紹介した。
ポイントは、「そもそも築地が危ないから移転問題は始まった」「豊洲を嫌がる業者の心配は『安全』より『立地』である」ということ。「築地か豊洲か」の判断は僅差の問題だったことが伺える。
(参照: http://the-liberty.com/article.php?item_id=12568 )
それでも東京都と市場関係者は、「豊洲移転」という意思決定を下した。後編では、「小池百合子・東京都知事が、これを後になって引っくり返したことで、また別の問題が生まれている」ことを紹介したい。
(続きは以下のURLより)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12571